まず、こういったサイトを開いている時点であなた(パパ)はかなり上位勢です。
なぜなら、ベネッセ教育総合研究所の調査では、3才~5才の幼児でも毎日読み聞かせをしているのは3割以下です。
また、絵本や読み聞かせの情報は基本的に「母親向け」に書かれていることがほとんどです。その中では「母との大切な時間でした。」「忙しい中でも母子のゆっくりできる唯一のひととき」などの言葉が出てきます。
よって、現在の日本では、残念ながら「父親が」絵本を読み聞かせるという時点で、少数派であり、さらに自ら調べて行動している、この文章を読んでいるというあなたは、上位数パーセント(私の体感)に位置するといってもよいでしょう。
といった前置きはここまでとして本題に入ります。
父親による読み聞かせはハーバード大学の研究によって優れていることが示されています。
まず一つ目は、言語能力の向上です。父親は母親よりも抽象的で複雑な言葉を使う傾向にあるらしいです。
要は良い意味で「わかりづらい」のです。子どもからすると知らない知識や普段使わない言葉をお父さんが使うことによって、新しい知識や言葉がインプットされていきます。
その積み重ねの結果、子どもの語彙力が向上していきます。
そして二つ目は、「自分は大切にされている」という実感があることです。
前置きでも話しましたが、読み聞かせは母親が行うことが多いのは異論がないと思います。
だからこそ、父親が読み聞かせをしてくれたというだけで価値が生まれます。よって、どんな本でもどんなに短くても、多少頻度が少なくても、読み聞かせをするだけで効果があるということです!
(ちなみに我が家は基本的に読み聞かせは父がしているので、母親がやる方が特別感があります)
ですので、「読むの下手だしな」とか「お母さんの方が慣れてるし、上手だから」などの下手な言い訳はせずにどんどん読み聞かせをしていきましょう!
「こんなときどうすればよいの?」「うちの子におすすめの本教えて!」などなにかありましたら、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください!